「FlashCardMobile」の特長

0.片手での操作性が良い 


動作確認していただいたM.Hさんのご要望を受け、W-ZERO3[es] / advamced ZERO3[es] など、ソフトキーが割り当てられた機種で学習する場合に、タッチパネルを使わなくて良いように、インターフェースを改良しました。


1.一画面に表示できる文字が多い


 実際に表示できる文字数は、画面の広さ(ピクセル数)と、フォントサイズによりますが、W-ZERO3 ad[es] (480 * 800 pixel)の場合、
 11ptの時で、横20文字、縦7行程度表示できます。
 9ptの時で、横23文字、縦9行程度表示できます。
(※問題文、回答文を表示する際に使用するフォントサイズを変更できます。)
また、問題文表示エリアと正解文表示エリアの仕切線は、移動できます。


KOKUYO のメモリボWの48文字表示(8文字×6文字(全角))と比べて倍以上!


2.問題数の制限なし


 一つのファイルに収納できる問題数に制限はありません。問題数が増えると、若干処理が重たくなりますが、1000問収納しても、特に支障はありません。(動作環境にもよると思いますが、私が動作確認した限り、問題はありません。)
 また、問題を収納したファイルの数にも制限はありません。

3. 4BOX制の採用


FlashCardMobile では、「未学習」「まだまだ」「うろ覚え」「覚えた」と4つのBOXを用意しました。

 全ての問題は、まず「未学習」BOXに入ります。
 一度でも学習すると、その問題は「まだまだ」BOXに入ります。
 「まだまだ」BOXの問題を学習して、覚えていると思った問題を「うろ覚え」BOXに移せます。
 「うろ覚え」BOXの問題を学習して、覚えていると思った問題を「覚えた」BOXに移せます。

  つまり、一つの問題を「覚えた」状態にするまでに、最低3回の学習が必要です。

 逆に「うろ覚え」BOXや、「覚えた」BOXに入った問題を、「ちょっと記憶があやふやだなあ」と思ったら、下のランクのBOXに落とすこともできます。 苦手な問題は、何度でも挑戦できるようになってます。


4.一度に出題する問題数が多すぎない


 学習を始めるとき、「残り問題数が100問以上あります」等と表示されると、(私のように)意志が強くない人は、やる気が失せてしまいます。 一度に出題する問題数を(例えば)30問に限定することができますので、挫折することなく、少しづつ学習できます。 

 辛い仕事などを継続するためには、小さなゴールをいくつも作っておき、そのゴールをクリアするごとに、自分を褒め、達成感を感じることを習慣づけると良いと言われています。

 あなたも、30問の学習を終わるごとに、小さな達成感を感じることができるでしょう。
そして、それが学習を継続するための、強いモチベーションになるでしょう。




5.「復習」の出題タイミング



  「覚えた」BOXに入ったばかりの問題は、まだ十分に頭に定着していないかも知れませんから、「覚えた」BOXに入った次の日に、出題されます。
 一方、 「覚えた」BOXに入ってから何度も復習した問題は、かなり頭に定着していると期待できますので、前回復習をした日から、ある程度期間をおいてから、出題されます。


 その出題期間は簡単に変更できますので、あなたの記憶力の強さに合わせて、カスタマイズできます。


 この「復習の際の出題のタイミング」に段階をつけることができ、さらにそのタイミングをカスタマイズできるということが、このFlashCardMobileの大きな特長です。


 こまめに復習をすることで、次のような効果が期待できます。
(1) 覚えたいことを忘れてしまう前に復習できるので、より確実に記憶が定着する。
(2) まとめて復習することに比べ、少ない問題数で足りるので、やる気が挫かれない。


6.一部外国語表示可能


 日本語・英語の他、仏語や独語などが、アクセント記号・ウムラウト記号などを伴って表示可能です。


 全部を試したわけではありませんが、リンク先の表のベーシックコレクションが表示できるようです。
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/plan/appc.htm

※中国語、韓国語、タイ語、アラビア語などは表示できません。


7.検索機能


 指定した語句を含む問題を検索できます。  簡易的な辞書としても使えます。




8.問題作成はPCにインストールした専用ソフトで


 問題の作成は、同梱された専用ソフト(QAEditor)をPCにインストールして行います。
(ただし、FlashCardMobile本体でも、簡単な修正はできます。)
 同専用ソフトには、上記の検索機能の他、問題の一覧表を出力する機能、テキストファイルの一括読込機能もあります。



9.問題作成専用ソフト(QAEditor)の「テキストファイル一括読込機能」


 次のようなテキストファイルを作成しておけば、QAEditorが一気に読み込んで、FlashCardMobile で学習するためのファイルを作成します。

   
 
 ※ 一行の中に「問題文」「tab」「正解文」を記述する。
 ※ 「問題文」「正解文」の中で、改行したいところがあれば「¥n」と(小文字で)記述する。